【地方戸建て民泊の始め方シリーズ③】出口戦略
常に出口を想像する
地方戸建て民泊は不動産を購入することが前提ですので、当然出口戦略が必要です。
一般的に、建物は購入した時から価値が下がっていきます。地方だと土地も下がっていきます。
よってなにもしなければ、購入時よりも売却時は価格が下がってしまいます。
たとえ、民泊で利回りが20%だとしても、3年後に値段が半額になってしまえば投資としては大失敗です。
出口は状況に合わせてたくさんあった方がいいですし、最初からある程度イメージしてから購入しましょう。
例えば、民泊利回り20%の物件として売る、実需用にして売る、賃貸して利回りで売る、土地で更地にして売るなど売り方によってどこの不動産業者に依頼するかも変わってきます。
そもそも買い方として、土地と建物の合計価格の歪みに着目して購入することを意識するとよいです。
例えば、築20年の中古建てが1300万円で購入できるとして、実勢価格で土地が1100万円だと、建物は200万円で購入できることになります。
これは大げさではなく、日本では築古の建物の価値が認められないのでよくある話です。
再建築すれば、1500万円は掛かるのに、おかしな話です。
一番いいのは、上記のケースで1000万円で土地建物全部を購入することです。
そうすると、土地の値段-建物取り壊し費用<購入金額、となり、絶対損をしません。
よく土地値以下で買うなんていいますね。
地方ではよくあることです。