【地方戸建て民泊のメリット】
地方戸建て民泊のメリット
今回は地方の戸建てで民泊する場合のメリットについてお伝えします。
最大のメリットは、ローリスクミドルリターンであることです。
まず、物件が安く取得できます。
都心部では、戸建てを取得するにも最低でも2,3千万円は必要になります。
地方では数十万円から2,3百万円の物件もゴロゴロあります。
もちろん安い物件にはそれなりの理由がありますが、土地という資産を形成しつつ、事業もできるので、不動産初心者の方にもお勧めです。
出口として、実需のマイホームとして売却することが可能なため、流動性もある程度あります。
リスクに関連しますが、民泊は事業ですので、民間の金融機関や政策金融公庫から融資を受けることもできます。
実感としては、不動産賃貸業という名の単なる投資よりも民泊事業の方が借りやすいという感覚があります。
民泊には通常物件取得費に加えてリフォーム費や家具家電代、許認可代も掛かりますので、まとめて借り入れできれば事業をスピーディに大きくしていくことができます。
二つ目のメリットは、ホテルや旅館と差別化でき、ライバルが少ないことです。
戸建て民泊の場合宿泊人数は8人~10人になります。
そうすると大人数で来る外国人や学生、家族連れからすると①割安に、②みんなでワイワイ集まれるというホテルなどにはないメリットができます。
実はコロナの時期では、ホテルなどと違い人に会うことが無いため、逆に予約がたくさん入っています。
最初は理由が分からず困惑しました。
地方ではイベントスペースの時間貸しなども少なく、民泊で大人数で集まれるという点は他にはない強みになります。
三つ目のメリットは物件が見つかりやすいことです。
転貸型の場合、都心部ですらいい物件を見つけることは非常に困難です。
業者が既に契約している物件を転貸で借りたり、M&Aで玉石混交の中からいい物件を探し出す必要があります。
ましてや地方では地場の不動産業者も地主さんも頭が固く、民泊と言っただけで貸してはくれなくなります。
空き家問題というくらいですから、地方にはいくらでも中古戸建があるので、柔軟に対応してほしいものです。